登山は体力があると、もっと楽しくなる!登山でのバテないメリットをご紹介

バテないメリット

私は、趣味で登山を13年ほど前から楽しんでいますが、山に行くと毎回思うことがあります。

「もっとスイスイ、楽に登れたら楽しいだろうな」。と!

ちなみに私は毎回、登りのわりかし早い段階でバテます(堂々と言うことじゃない)。

なかなかトレーニングは続いていませんが、自分のやる気をあげるためにも、バテないメリットをご紹介します!

当たり前だけど、山が楽に登れる!

当たり前やん!と思うと思いますが、登山をしていて、こちらが「ひーっ!」となりながら登っているときに、楽しくお喋りをしながら楽々抜かしていく方々を見ると、本当に羨ましく感じます。

しかも、アルプスなど山小屋まで8時間登り続けたりする場所だと、私の場合、ザックの重さで肩の血流が悪くなるのか、頭痛がしてくることがあります。

こうなると、疲労と頭の痛みで、しんどさ2倍・・・。

素敵な景色や色あざやかな高山植物があっても「私は今そんな場合じゃないんだ!」となってしまいます。

仲間と会話を楽しみながら登れる

今は、夫も登山をするようになりましたが、それまで友人や会社の同僚と登っていました。

会社の人たちと行くときは自分が主催するのですが、登山後、一緒に行った人に「今まであまり話したことがない人も登山グループにいたけど、山での会話から職場でも話すようになり、仕事がやりやすくなった」と言われたことがあります。

山でのコミュニケーションで仕事の環境も良くなるなんて、やっぱり山って素晴らしいですね!

しかし!山では、歩き始めの会話は弾んでも何時間かすると誰も話さなくなってくることが、よくあります。

何故なら、疲れて声も出ないから!

そして、体力がある人と一緒にいくと、相槌うったり質問したりしたくても、会話する体力がこちらは無くなっているので、無視してるみたいになっちゃいます(疲れて話せないとは伝える)。

もっと「会話しながら登れたら良いのに」と本当によく思います(ここではそう思っても、帰宅後のトレーニングにはなかなか繋がらない)。

山小屋やテントで宿泊する場合、良い場所を確保できる

宿泊する場合、登山でバテないということは、もちろんバテる人よりも早く山小屋やテント場に辿りつくことができます。

今は、コロナウィルスの影響や時代の流れで変わってきましたが、少し前までは個室がある山小屋が少なく、しかも予約制ではなく先着順のところもありました。

そうなると、個室で一緒に行ったペアや仲間だけの空間で心置きなく部屋で着替えたりできるのか、大部屋になって、着替えるときは着替えスペースやお手洗いに行くかなど、心理的な心地よさも違ってきます。

テント泊の場合も先着順で場所を確保するため、到着が早いと地面が平で石も少ない場所で眠れると思いますが、到着が遅くなると斜めの立地や下に石がゴロゴロある場所にテントを張る可能性もあり、睡眠に大きく影響してきます。

山小屋やテントで宿泊する場合、ご飯までのお楽しみ時間が増える

こちらも宿泊する際のメリットですが、山小屋などに泊まるとき、予約する際にwebサイトで注意書きに「夕方4時までには到着するようにしてください」と書いてあることがあります。

白山の山小屋「白山室堂」。2012年に撮ったものです

あまりにも到着が遅いと、遭難したのではないかということで、山小屋の方が捜索されたり、捜索願が出されたりするそうです。

そんなことにならないために、夕方4時までに宿泊場所へ到着するのは基本なのですが、私は数年前まで到着は大体15時30分〜16時の間でした。

何故なら、歩くのが遅いことはもちろん、それに加えて早起きが苦手なのです!

そして低血圧!起きても数分は、ぼーっとしています。

そのため、登山口駐車場で前泊していても出発が遅い&歩くのも遅いの二重遅いで、到着も遅くなっていました。

そうすると、山小屋だと夕飯の時間が5時とか5時半とかなので、到着してから荷物の整理などをしていると、すぐご飯の時間になってしまい、バタバタです。

しかし、数年前に燕岳に登ったとき、宿泊する燕山荘まで、いつもより大分早めに到着しました。

荷物も整理して、館内をうろうろしていると、何と喫茶室で「ケーキフェア」をやっているではありませんか!

山小屋でケーキが食べられるなんて、素敵すぎます!

いつものように夕方の到着だったら、すぐに夕飯になるので食べなかったかもしれませんが、まだ早い時間だったので、2つ食べました。

早い時間の到着の素晴らしさを知った瞬間でした。

道迷いなど、想定外の出来事があっても対処できる可能性が高くなる

登山の本などを読んでいて度々目にすることのひとつに「体力の余裕は残しておくこと」というのがあります。

もし、遭難や道迷いなど、計画通りに目標地点に行けなかった場合を考えてのことです。

私が愛知県の三河地方にある明神山(みょうじんざん)に登ったとき、下りの途中で曲がらなくてはならない場所(5合目くらい)で、そのまま真っ直ぐに進んでしまったことがあり、「あれ?登りにこんな場所なかったよな」と思ったときは、もう2合目まで降りてしまっていました。

明神山は、岩場もちょこちょこあり、往復の歩行距離も8.3kmと、愛知県の中では結構体力を使う山のひとつです。

気付いたときは結構へとへとな状態でした。

「ここから、また3合分登ってから違う道を下るのか・・・」と思うと、とても悲しい気持ちになりましたし、下りで膝が痛くなりやすい夫は茫然自失としていました。

一生懸命歩いて、何とか暗くなる前に駐車場まで戻ることができましたが、もし道迷いに気付いたときに戻る体力が無かったら・・・と思うと怖くなりました。

まとめ

体力があり、バテないとどんな良いことがあるのかを紹介しましたが、体力づくりのトレーニング方法は、スポーツジムや家での筋トレ、外へジョギングに行くなど、色々あると思います。

自分に合ったトレーニング方法を見つけて、楽しい登山をしてくださいね!

私もトレーニング頑張ります!

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